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石垣島ファンド事業に強い関心-八重泉古酒に1日で100人以上が申し込み

初の100%古酒製造に石垣島ファンドを利用する八重泉酒造、座喜味盛二社長

初の100%古酒製造に石垣島ファンドを利用する八重泉酒造、座喜味盛二社長

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 石垣・八重泉酒造(石垣市石垣、TEL 0980-83-8000)はミュージックセキュリティーズ(以下MS社)と提携し、泡盛古酒を製造・熟成する日本初のファンド「八重泉酒造泡盛古酒ファンド2015」を立ち上げた。11月27日より出資募集を開始し、1日で100人以上の申し込みがあった。

3年寝かせた古酒は2017年夏に発売される予定

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 同ファンドは、石垣市商工会とMS社が提携し、石垣島の資源、特色、アイデアを生かした事業の立ち上げや拡大を支援する「石垣島ファンド事業」の第1弾。

 出資募集総額は945万円。2017年夏に発売開始予定の3年熟成「八重泉古酒44度」(10キロリットル)分の製造・熟成のため、「瓶(びん)」(296万円)、「化粧箱」(255万円)、「ラベル」(148万円)、「タイ米」(101万円)などに充てられる。申込金額は1口3万円から。来年5月28日まで315口の調達を目指す。

 出資者への分配は2020年5月31日までの売り上げの一部。事業計画の1,538万円に達した場合、源泉徴収後3万2,818円が分配される。出資金と同額の分配を得るための損益分岐点に達しない場合は、在庫を分配する。

 出資者への特典として、2015年春に「黒真珠」、2017年夏に発売に先駆け同製品(以上720ミリリットル、送料込み6,000円相当)の2本を送る。また、蔵見学会とバーベキュー交流会で親睦を図る。

 同社の座喜味盛二社長は「2015年8月から古酒の表示基準が50%以上から100%に引き上げられる。100%古酒に対する関心が高まることが予想され、弊社初となる100%古酒は、石垣島島内、沖縄県内を中心に売り上げの増加が見込まれ、既存の販売ルートでおおむね流通できると見込んでいる」という。

 出資・分配に当たっての手数料などは、MS社のホームページで確認できる。

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