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石垣で地元産食材を使った給食の試食会 八重山漁協とゆらてぃく市場が協力

地元素材のモズクとニンジン

地元素材のモズクとニンジン

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 石垣市立石垣小学校で3月10日、八重山漁業協同組合とJAおきなわファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」が連携し、地元産素材を使った給食の試食会が開催される。

沖縄県らしい1次加工を柱とした6次産業化のあり方についての検討会の様子

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 沖縄県が実施する、気候的特徴や地域資源を生かした6次産業化を目的にする「おきなわ型6次産業化総合支援事業」の一環として開く同試食会。沖縄県らしい1次加工を柱とした6次産業化の在り方についての検討会で、給食に地元素材を活用する場合の方法の検証と実現に向けた手法の模索を行う。

 当日のメニューは、地元素材のモズクとニンジンを活用した「八重山産もずくと石垣島産にんじんのかき揚げ」。八重山漁業協同組合がメニューを説明し、同校5年2組の児童が料理を評価する。

 沖縄県流通・加工推進課・課長の幸地稔さんは「今回は、生産者側が1次加工して商品に付加価値を付けて提供し、利用する側が実際に調理を行い安全性や利便性、効率性などを検証する。こうした活動を通して、給食に地元素材が数多く利用されることになり、結果として農産水産物の活性化につながれば」と話す。

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