八重山支庁農林水産整備課(石垣市真栄里、TEL 0980‐82‐2342)は、ふるさと農村活性化基金事業の一環として「名蔵ダムまつり」を10月13日に開催することに伴い、同ダムのロゴマークとキャッチフレーズを募集している。
募集内容は、名蔵ダムまたは農業用ダムをイメージできるロゴマークとキャッチフレーズ。ロゴマークはイメージキャラクターでもよく、キャッチフレーズは文字数や形式などの指定はない。応募点数にも制限がなく、応募は1人何点でも可。
同課の大浜さんは「名蔵ダムが地域住民に親しみを持ってもらえる存在になることを目的としている。名蔵ダムは普通のダムではなく、農業用のダムなので『農業』をイメージできる作品を考えてもらえたら」と話している。
応募締め切りは9月26日。受賞者には「名蔵まつり」で授賞式が行われ、選ばれたロゴマークとキャッチフレーズは今後パンフレットなどで使用される。
同ダムは農業用ダムとして1999年に完成。石垣島南西部の農用地に農業用水を供給し、干ばつ被害の解消、作物の増収や作物の選択の拡大により、農業所得の向上と農業経営の安定を図っている。「名蔵まつり」では同ダムの施設を一般公開し、湖面でのボート遊覧やカヌー体験などのイベントを行う。