「第6回ヤマハ・ミュージックレボリューション石垣島大会」が7月22日、Live Bar BOW GIRLS(石垣市美崎町)で開かれた。
大会は、日本最大規模のアマチュア音楽コンテストで、23歳以下のアマチュアミュージシャンであれば、ジャンル、パフォーマンスを問わず出場可能。石垣島大会には7組が参加した。
見事グランプリに輝いたのは、土田龍太郎さん(八重山高校1年)。インストゥルメンタル・ギターというピックを使用しない手法で、押尾コータローさんの「Land scape」「約束」をいちずに演奏した。奨励賞は「Beat-Boys」。喉、鼻、唇、舌で音を作り出すヒューマンビートボックスを披露した。
土田さんのお父さんは、八重山・小浜島を中心に全国でライブを行う歌手つちだきくおさん。大学時代に同大会の前身である「ヤマハポピュラーソングコンテスト九州大会」の出場をきっかけに歌手になっている。
土田さんは「中学2年から2年半、父にギターの全てを習った。次に進む九州ファイナルを勝ち進んで父を越えたい」と抱負を語った。九州ファイナルは、10月28日に福岡市のドラムロゴスで行われ、グランプリ受賞者は来年1月に東京「SHIBUYA-AX」でジャパンファイナルに出場できる。
ヤマハミュージックパブリッシング・友池悠二ディレクターは総評として「初めてステージに立つ出場者が多かったが、音楽は聴いてくれる人がいて成り立つ。自己満足ではなく、音楽の楽しさを観客に伝えるというスタイルを身に付けてほしい」とアドバイスした。
他の出場者は、コメディーメタルの「Obs Curity」、MisiaのEverythingを歌ったヨシザワアヤカさん、ヒューマンビートボックスのHIROさん、コブクロの桜をコピーした「アラウエ」、モンゴル800の夢叶うをコピーした「LAVURS」。