石垣市内の郷土料理店で9月5日、「フェイスブック石垣島交流会」が開かれた。呼び掛けたのは仲筋正和さん。フェイスブックを通して市民に呼び掛け、当日は23人が初会合に参加した。
中筋さんは「フェイスブックで知り合った福岡在住の吉良貴好さん、史子さんが9月1日に石垣島で結婚式を挙げた。せっかくの機会なので、石垣島のフェイスブック参加者に呼び掛け、交流する機会を設け、皆で2人を祝福できればと思った」と開催のきっかけを話す。
交流会は普段着で参加する立食パーティー形式。「企画は何も考えていない。ほとんどの人が初対面同志ということもあり、互いの仕事などを自己紹介し合えれば」と中筋さん。
最初は緊張した面持ちで参加し、名刺交換も一通り終わると自己紹介に。主役の吉良さんは「石垣島が好きで5年ほど前から毎年通っていた。石垣で結婚式ができて、このような場を設けていただけてうれしい。『フェイスブック石垣島交流会』に参加していると、福岡に居ながらにして石垣島にいる感覚になれる。これを機会に輪が広がり、長い付き合いができれば」とあいさつした。
参加者からは「いつもパソコン画面の中だけの付き合いだったので、実際に会えると楽しい」「インターネットを使って石垣島から新たなムーブメントを皆で生み出せれば」「このようなイベントが当たり前になればいい」「帰ったら友達申請するのでよろしく」などの声が上がった。
その後、参加者の1人がウエディングケーキを差し入れ、吉良さん夫婦に、互いにケーキを食べさせ合う「ファーストバイト」をリクエストするなどして、拍手で2人を祝福した。