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石垣のダイビングサービスが移転-宿泊施設新設で利便性向上

新川の県道沿い、高台に移転した

新川の県道沿い、高台に移転した

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 石垣のカマンタダイビングクラブ(TEL 0980-82-9797)が新川の県道沿いに移転オープンして1カ月が過ぎた。オープン日は8月28日。

富岡長裕代表(右後方)とスタッフで八重山の海を案内

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 店名のカマンタは「マンタ」の沖縄方言。浜崎町から移転した新拠点は、見晴らしの良い高台の3階建て。1階がダイビングサービス・レストラン、2~3階が宿泊施設「オーシャンビューカマンタ」で、エレベーターも備える。

 代表の富岡長裕さんは、石垣のスキューバダイビングの草分け的存在で、30年の経験を持つ現役。「ダイビングのお客さまからは、マンタを見たいというリクエストが多く、それに応えている。条件が合えば25ノットの高速船で波照間、西表島、石垣島一周など遠征ダイビングする」という。

 「12室の宿泊施設を兼ね備え、来年3月の新空港開港に合わせ準備を整えることができた。送迎時間がなくなるという点で、店側、お客さま双方にとってメリットとなる。お客さまはダイビング後に自室のバスルームに直行して竹富島や西表島を一望するバスビューを楽しめる。その後のんびりログブックを付けてほしい」と話す。

 常連客の若杉美保さんは「新潟県から年に2~3回通っている。ダイビングスタイルは、ある程度自由に潜りながら、いざという時にはちゃんと見ていてくれて頼りになる。今まではホテルに宿泊していたが、これからは同じ建物内に宿泊できるのもいい。バスルームで半身浴をしながら、きれいな海を眺められる」と話し、好評。

 料金は、ファンダイビング「2ダイブ」=1万2,000円、追加ダイブ=5,000円(昼食付き)。宿泊は、「洋室」=7,500円、洋室(角部屋)・和室=8,500円。

 1階のレストランからの眺望も良く「今後は、宿泊客以外にもレストランとして利用してもらえるよう準備を整えたい」と富岡さん。

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