レゲエ歌手のSpinna B-ILL(スピナ・ビル)さんが10月1日、野外ライブ「2007 Touch The Night 『心音』fes.」を郷土料理店「舟蔵の里」(石垣市新川、TEL 0980‐82‐8108)の中庭で行った。
Spinna B-ILLさんは2002年にレゲエバンド「Spinna B-ILL&The cavemans」でデビューし、圧倒的な歌唱力とパフォーマンスで話題を呼んだ。代表曲に「まっすぐに」や「ライオンの子」などがある。2005年からソロとして活動を開始し、ジャンルにとらわれない新しい世界を表現。10月3日にはファーストアルバム「Re:program」が発売される。
ライブでは、Spinna B-ILLさんが登場すると観客のボルテージが一気に上がり、Spinna B-ILLさんが歌い始めると、観客はレゲエ独特のリズムに合わせて体を揺らしていた。ライブ中のトークでは「今日は1時間くらい飛行機の到着が遅れてしまって、始まるのが遅くなってしまったが、皆さんと一緒に楽しみを分かち合いたい」と話した。
そのほかオープニングアクトとして、西アフリカの伝統的な太鼓「ジェンベ」を使い演奏する「アイニケ」、10人編成のレゲエバンド「MYSTIC(ミスティック)」、急遽できたという2人組のユニット「ノーネーム」が会場を盛り上げた。
当日はライブ開始直前に大雨に降られるアクシデントもあったが、演奏が始まると同時に雨はやみ星が見えていた。