石垣市は12月25日、今年1年を振り返り「石垣市政の重大ニュース」18項目を発表した。選定は、67件の中から各課で推薦、30項目に絞り、さらに精査し18項目を選んだ。
重大ニュースは日付順に次の通り。
1月20日「桃原用昇氏が国債1億円を石垣市に寄付」(奨学金貸付制度を設け、来年4月から運用)、同21日「香港から初の直行便が到着」(JTAが那覇=香港=石垣間でチャーター便を運航)、同27日「琉球キングス八重山初上陸」(プロバスケbjリーグが初開催)
4月2日「離島割引運賃カードを発行」(新たな航空運賃割引率を適用)、同23日「市内全域で初の防災訓練」(津波を想定した初の避難訓練)
7月10日「市制施行65周年記念式典」(名誉市民として宮城信勇さんほか46個人、4団体を表彰)、同27日「市役所第2駐車場オープン」(消防本部跡地に無人精算機による24時間利用可能駐車場)、同28日「新城幸也選手ロードレースで初のオリンピック出場」(ロードレースでは沖縄県内初のオリンピック出場を果たす)
8月24日「婚活イベント・星空コンで13組のカップル成立」(石垣島内外から男女137人が参加)、
11月4日「震災復興支援で陸前高田市へ職員派遣」(職員2人を「復幸応援センター」へ派遣)、同7日「レアル・マドリードのサッカースクールが開校」(子どもたちがが日本初の本場スペインサッカーを学ぶ)、同15日「津波石群が天然記念物指定」(4つの津波石が津波の脅威を伝えるものとして指定)、同20日「天皇陛下よりお手渡しを受けたタカセガイを放流」(石垣中学校の生徒が真栄里海岸沖合に放流)、同27日「新空港開港100日前イベント」(残暦版の除幕式とマスコットキャラクター「ぱいーぐる」初披露)
12月5日「北朝鮮の『人工衛星』と称するミサイル発射」(PAC3の破壊措置の実施はなく、被害報告はなし)、同8日「ISG-Project『おかえり南ぬ島』PV撮影」(市民750人が参加。首都圏の街頭ビジョンなどで今後上映)、同15日「全国大会で共に金賞獲得」(石垣第二中学マーチングバンド部が2年ぶり、八重山高校カラーガード部が3年連続の金賞)、同18日「FB良品ISHIGAKI 試験運用開始」(沖縄県初の自治体が運営するインターネット通販サイト。1週間で10万円を超える売り上げ)
「最も印象に残った出来事を」聞かれた中山義隆石垣市長は「北朝鮮のミサイル騒動でPAC3が2回も配備されたこと。12月には成功したため、今後も不安が残る」と話した。