石垣経済新聞で今年掲載した記事のうち、1位~3位、4位~6位は来年3月7日に開港が決定した新石垣空港(愛称=南ぬ島石垣空港)関連の記事だった。新空港開港が石垣市民ほか全国的に注目を集めていることがうかがえる年間ランキングとなった。
ランキングは、今年1月1日から12月26日までに配信したヘッドラインニュースのページビュー(PV)を集計したもの。トップ10のうち新空港ターミナルに関する記事が6本を占めた。1位は棟上げ式、2位は入居が決まったテナント、3位はターミナル社長に中山義隆石垣市長が就任したことを伝える記事だった。
上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 新石垣空港国内線ターミナルが棟上げ-工事の安全を祈願(8/28)
2. 新石垣空港、入居テナント発表-物販15社、飲食・サービス5社(6/1)
3. 石垣空港ターミナル社長に中山石垣市長-開港に向け陣頭指揮(6/28)
4. 星野リゾート「星のや 竹富島」オープン-島の文化を生かした「離島の集落」(6/10)
5. 新石垣空港で飛行検査開始-21日に初の離着陸テストも(10/21)
6. 新石垣空港開港まであと1年-市役所でロビー展、模型展示も(3/14)
7. 新石垣空港で「たこ揚げ」交流会-完成目前の滑走路に全国から愛好家が集う(6/27)
8. 石垣の菓子店に巨大「カールおじさん」登場-縁結びの新スポットに(1/29)
9. 石垣で野良猫の一斉不妊手術 -「一代限りの命を優しく見守って」(10/22)
10. NHKドラマ「つるかめ助産院」、竹富島などでロケ快調(4/29)
4位は竹富島にオープンした高級リゾート「星のや 竹富島」。5位~7位には新空港関連記事が続き、5位は飛行検査のための初離着陸テスト、6位は模型展示のロビー展、7位は滑走路に一般市民が足を踏み入れる最後のチャンスの「たこ揚げ交流会」を取り上げた記事だった。
8位は国内最大級のモニュメント「石垣島カールおじさん」お披露目、9位は「南の島の猫アイランド事業」による猫の一斉避妊・去勢手術を伝えたもの。多くの市民がボランティアで参加した。10位はNHKドラマ「つるかめ助産院」に関する記事。テレビドラマを見た視聴者からの検索が影響したものと思われる。
新規開店情報として、居酒屋「北と南の鮮魚旬菜 晴れる屋」(11位)、西表島で人気のそば店「ニーランの石」の移転オープン(12位)、浜崎町の本場インド料理店「カマル」(14位)がそれぞれ上位にランクインした。