ホテル日航八重山(石垣市大川、TEL0980‐83‐3311)で10月21日、台風15号により延期された「ブライダルフェア」が開催された。同フェアでは石垣島初となるムービングライトの実演も行われ、多くの市民が会場を訪れた。
ムービングライトは光を動かすことで演出をする照明器具で、テレビ番組やコンサートなどで使用されているもの。同ホテルの上原さんは「6台のムービングライトを披露宴会場となる「八重山の間」に導入した。12~16色の光を組み合わせることで、さまざまな演出ができる」と話す。
ムービングライトの実演では、3組のモデルによる新郎新婦の入場やキャンドルサービス、互いにウエディングケーキを食べさせ合うファーストバイト、2種類の液体を混ぜることで起きる化学反応を利用したアクアイリュージョンなどの演出を披露した。ムービングライトはハートなどの形を映し出すこともでき、その様子に来場者は見入っていた。
「ムービングライトと音楽を合わせることで、さまざまな雰囲気を演出でき、とてもにぎやかになると思う。石垣では余興などに力を入れているので、そこでも活用してもらいたい。どのように使いたいかなど要望に応えていきたいという。皆さんの幸せな思い出になってくれれば」と上原さん。
フェアではそのほか、中華・洋食・和食の婚礼料理一口試食会や青空の下のチャペル挙式、ドレスや引き出物、バルーン・アートなど地元企業による展示コーナーなども行われた。