中山義隆石垣市長就任3周年激励会が6月3日、ホテル日航八重山(石垣市大川)で開かれ、約1000人の市民が参集した。
主催した石垣市商工会会長の我喜屋隆会長は、「3月で3周年だったが、新空港開港などもあり、開催できなかった。中山市長は3年間を突っ走ってきた。残りの任期も全力で頑張っていただきたい」とあいさつ。
仲井眞弘多沖縄県知事は「外にあふれるほどの多くの市民が中山市長の激励に駆け付け、末永く市長を続けてほしいという期待を感じる。中山市長は新空港開港、尖閣問題などに強烈な個性と能力で対応した。沖縄県は中山市長に続き若いリーダーが続々と誕生している。石垣、八重山、沖縄、日本、そしてアジアのために今後も仕事をしていただきたい」と激励した。
その後、多くの来賓のあいさつや余興が行われ、中山市長は夫婦で舞台に上がった。
「マニフェストを一つ一つ実行していこうと思ったが、尖閣問題などの諸問題に翻弄(ほんろう)された3年間だった。公共施設は、消防署、給食センター、火葬場、食肉センターと4つの喫緊な課題に取り組み、成果が見えつつある」とし、「新空港が開港した今、石垣は大きく変わる。全ての産業が活性化し、明るい将来が見えてきた。新港地区、石垣市庁舎を含めた美崎町の再開発、北部、北西部の土地改良プロジェクト、2018年までに旧空港跡地に八重山病院移転と、残された任期を全力で尽くす」と約束した。婦人には父親として家庭での役割を果たせずにいることをわびる一幕も。
来賓として、島尻あい子内閣府沖縄担当大臣政務官、下地敏彦美ぎ島美しゃ市町村会長、翁長政俊自民党沖縄県連会長、上原章沖縄県議会議員、砂川利勝沖縄県議会議員、川満栄長竹富町長、外間守吉与那国町長らが招かれ、あいさつした。