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石垣でうま年にちなみ「馬の置物づくり」講座-「思い通りにうまくできた」

作品を手にする古波蔵順也さん(左、登野城小4年)と、大江ひかるさん(大本小6年)

作品を手にする古波蔵順也さん(左、登野城小4年)と、大江ひかるさん(大本小6年)

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 石垣でうま年にちなんで「馬の置物づくり」が石垣青少年の家(石垣市新川、TEL 0980-82-7301)で行われた。

自慢の作品を手に記念写真に収まる参加者

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 毎年、えとに関連した企画を年初に行う同施設は、今年は石粉(せきふん)粘土という細かい造形ができる粘土を使い、骨格や筋肉などの構造を理解しながら曲線の美しい馬を立体的に表現する場を設けた。

 作業は11日と12日に4時間ずつかけ、初日は骨格と肉付け、2日目は整形、着色を行った。幅、高さともわずか15センチメートルほどの小型なものだが「凝る人ほどなかなか完成できない」というだけあり、2日間で終わらなかった人も。

 参加者の多くは小学4年生以上の小学生で、保護者と社会人も合わせ15人が参加した。「最後に馬に色を塗り、馬に命を吹き込んだようで楽しかった」「世界に一つだけの馬ができた」「骨格や筋肉の付き方についてよくわかった。今後絵を描く時の参考になる」「思い通りにうまくできた」とそれぞれ感想を発表した。

 主催した同施設の佐野清貴さんは「石粉粘土は石垣では入手できないため、おそらく石垣島で初めての講座。『むずかしい』と言いながらリタイアせずによく頑張った。今後は多くの人にリアルフィギュアの魅力を伝えてほしい」と参考図書や粘土の入手先などを紹介した。

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