石垣市、男女共同参画都市を宣言-家庭にも実践呼びかけ

NPO法人「Love Peer Price やいま」のLPPYヤング会員による「ピアサポーター」の活動紹介

NPO法人「Love Peer Price やいま」のLPPYヤング会員による「ピアサポーター」の活動紹介

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 石垣市は11月25日、「男女共同参画都市いしがき宣言・市民のつどい」を石垣市民会館中ホール(石垣市浜崎町)で行い、男女共同参画都市を宣言した。

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 石垣市は1996年に男女共同参画社会基本法の理念に基づき、同社会の実現に向けた「男女共同参画社会の実現を目指すいしがきプラン」を策定。2006年には「第2次いしがきプラン」を策定した。今回の宣言は市制施行60周年を迎えるのを期に、行政と市民が共に男女共同参画社会の創造と市民生活のさらなる向上を目指すのが目的。

 第1部の宣言セレモニーでは、石垣小学校児童による笛の合奏の後、石垣市総務部長の池城安則さんが経過報告を行った。宣言文朗読では、石垣市青年団協議会員や宣言文起草委員会の関係者10人が「みーどぅん(方言で女)とびぎどぅん(方言で男)でつむぐ 男女共同参画都市-いしがき宣言」を力強く宣言した。

 第2部の市民のつどいでは、NPO法人「Love Peer Price やいま」のLPPYヤング会員である高校生たちがスライドを使い「ピアサポーター」の活動紹介などを行ったほか、八重山地区農山漁村女性組織連絡協議会が男女共同参画社会を分かりやすく寸劇で紹介した。

 大浜長照市長は「いしがきプランを行ってから11年目。男女共同参画について初めは戸惑いもあり分からないこともあったが、今日では皆さんも理解を深めていったと思う。世には男と女しかいないのだから、皆が楽しく暮らしていける世の中を目指していきましょう」とあいさつ。第2次いしがきプラン地域推進委員会委員長の潮平俊さんは「男女共同参画社会を目指すには家庭、夫婦、親子での認識が必要。この宣言を家庭で、親子で、仕事場などで生かしてほしい」と呼びかけた。

 当日は多くの関係者や市民が集まり、男女共同参画社会について改めて認識を深めた。

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