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石垣市史上最大規模の野外フェス盛況に-地元出身アーティストら集結

フィナーレはビギやま商店の「おかえり南ぬ島」で場内が一体に

フィナーレはビギやま商店の「おかえり南ぬ島」で場内が一体に

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 石垣港新港地区特設会場(石垣市八島町)で3月8日、石垣市主催の史上最大規模のフェスとなる「TsunDAMI ISLAND FESTIVAL(ツンダミ・アイランド・フェスティバル)」が開催された。

島内クリエーターらのブースも

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 南ぬ島石垣空港開港1周年を記念し、音楽やアートをはじめとする観光価値を島内外にPRする目的で開催。八重山方言の「ツンダミ(=三線の調律)」をテーマに掲げ、「島の自然、歴史、文化、人の心などの魅力を調和させ、一つのハーモニーを作り出すこと」をコンセプトに企画された。

 会場内の特設ステージでは地元出身アーティストで石垣市観光大使の「BEGIN」や夏川りみさん、いとこ・兄弟エンタメユニット「きいやま商店」、女性2人組ユニット「やなわらばー」に加え、沖縄本島出身の「かりゆし58」、韓国出身の男性5人組アーティスト「7942」、スカバンドの「東京スカパラダイスオーケストラ」など豪華アーティストが次々に出演し、会場を熱狂の渦に包み込んだ。

 会場となったのは、人工ビーチの建設が予定されている新港地区の緑地公園。ゲート前は開演2時間前から長蛇の列となり、約9000人(主催者発表)の観客が会場に詰め掛けた。

 場内には飲食ブースのほか、石垣市の特産品リデザインプロジェクト「ウシオデザインプロジェクト」、石垣島をPRする「ディスカバージャパン・キャンペーン」、石垣市商工会から発売されたばかりのご当地香水「ぬちがふぅ石垣島オードパルファム」などの展示ブース、故・岡本太郎が半世紀前に撮影した石垣島の写真展など多彩なブースの出展も。

 このうち石垣市のクリエーター発信プロジェクト「石垣島クリエイティブフラッグ」のブースは場内に点在する形で設営し、所属クリエーターらが作品の展示や即興ペインティングなどのアートワークを披露するなどして会場に花を添えた。

 イベントのフィナーレでは出演者全員がステージに登壇。BIGINときいやま商店共同制作(ビギやま商店)の新空港PRソング「おかえり南ぬ島」のダンスを観客と一体となって踊り、盛況のうちに幕を閉じた。

 宜野湾市から訪れたという川端さん夫婦は「全てが最高に良かった」「来年もあれば必ず来たい」と満足した様子で会場を後にした。ブース展示を行ったクリエーターの一人は「心配していた雨もそこまで降らず、大成功だったと思う」と安堵(あんど)した様子で話していた。

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