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ふるさと高額納税者に「石垣島のタカラモノ便」-年4回、旬の特産物発送

記者発表でISMの平良さん、辺銀さん、石垣市の嘉数部長(左から)

記者発表でISMの平良さん、辺銀さん、石垣市の嘉数部長(左から)

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 石垣市は一定額以上のふるさと納税寄付者に対し、石垣島の特産品を定期的に届ける「石垣島のタカラモノ便」を6月から発送すると発表した。

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 石垣市ではこれまでまちづくり支援寄付金制度(ふるさと納税)の納税者に一律の特典を設けていたが、寄付金額を決める判断材料にしてもらおうと、本年度から金額別の特典を設定。高額納税者に対しては石垣島ブランドを発信する「石垣島スパイスマーケット(ISM)」と共に特典商品の充実を図り、納税者の満足度向上とさらなる納税額の増額を目指す。

 同便は30万円以上の納税者に対し、年4回、旬に合わせた特産品を詰めて発送。「石垣島から全国のお客さまへ直接届ける島の宝物」をコンセプトに、「初夏のパイナップルとちゃんぷる便(6月ごろ)」「夏真っ盛りマンゴーと八重山そば便(8月ごろ)」「食の秋石垣牛と辺銀食堂ゴチソウ便(10月ごろ)」「春の息吹島野菜と海ぶどう便(2月ごろ)」を予定する。

 完熟パイン、マンゴー、海ぶどうなどの旬の農・海産物のほか、島産ハーブの調味料、八重山そばやゴーヤチャンプルーを自身で料理できる食材セット、石垣市が展開する特産品リデザインプロジェクト「USIO Design Project(ウシオデザインプロジェクト)」の商品など、魅力ある特産品を詰める。旬の情報も同梱(どうこん)する予定。

 5月15日の記者発表で石垣市企画部の嘉数博仁企画部長は「年間四季折々の旬のものが届けられるように充実させ、さらに多くの皆さんにご協力いただけるような魅力ある仕組み作りを進めていきたい」、ISMの平良静男代表は「定期的にお届けする商品を通して石垣島を感じてもらい、継続的な石垣島ファンになっていただきたい。小包を開くと島の旬のものや情報が入っていると、お客さまの心にも届くのでは」とそれぞれ期待を寄せた。

 同納税は本年度既に34件、180万円が集まっており、うち5件は30万円以上の寄付者となっている(5月15日時点)。

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