ANAインターコンチネンタル石垣リゾート（石垣市真栄里）は6月9日～13日、「IHG・ANAセレブレート・サービス」を実施している。

管理職員らが料理を準備

　世界約100の国と地域に4600以上のホテルを展開するIHG（本部＝英国）が、「全世界の従業員に感謝を伝える」をコンセプトに一斉に開催する同イベント。IHG・ANAホテルズグループジャパン（東京都港区）でも国内22ホテルが実施。2010年に始まり、今年で4回目となる。

　同ホテルでは、テナント職員を含む243人の従業員を対象に、各職場の管理職員がさまざまな催しを企画。全従業員を招いたバーベキューランチ＆豪華賞品が当たる「選べる抽選会」、従業員食堂での特別メニューや手作りスイーツの差し入れ、管理職手作りパンのプレゼント、全従業員に感謝のメッセージを添えたサンキューカードの贈呈などが行われている。

　10日のバーベキューランチでは総支配人を含む31人の管理職員が7品目の料理を準備。美崎牛を焼いたりかき氷を作ったりして、従業員らに笑顔で手渡す姿が見られた。

　同ホテル総支配人の柳島司さんは「従業員の皆さんの日頃の努力と尽力、エネルギーに感謝している」とした上で、「マネジャーらが皆さんを大切に思い、満足度を上げることが最終的にお客さまを幸せにすることにつながるのでは」と、自らもバーベキューのトングを握った。

　勤続3年目の女性従業員は「上司が焼いてくれたお肉はとてもおいしかったし、総支配人に気さくに話し掛けていただきうれしかった」と話していた。