石垣市青年団協議会主催による「青年文化発表会」が12月1日、石垣市民会館大ホール(石垣市浜崎町)で開催された。
同発表会は毎年開催されており、今回のテーマは「継心~村むつ青年の輝き~」。郡内の青年たちの連帯を深め社会へ地域青年の活動をアピールするとともに、組織の強化と石垣島を担う青年の意識高揚を図ろうというもの。
今年は、石垣市内の8つの青年会(川平、双葉、いしゃなぎ、登野城、平得、大浜、宮良、白保)と竹富町青年団協議会の小浜青年会が参加し、それぞれの演目を発表した。
第1部では平得青年会による「鷲ぬ鳥」からはじまり、大浜青年会の「秋の踊り」、宮良青年会の創作ダンス、小浜青年会の「ユンタジラバ」、いしゃなぎ青年会の「五福の舞」などが披露された。第2部では川平青年会の「川平口説」、双葉青年会の「双葉エイサー」、登野城青年会の狂言、大浜青年会の「久高節」。最後は白保青年会の「娘集合」でにぎやかに舞台を締めくくった。
石垣市青年団協議会会長の向井克さんは、「同青年団協議会は現在石垣市内8つの青年会150人の会員で成り立っている。目標は島内の全青年会がそろうこと。先輩方から引き継いだわが島の伝統を後輩たちへと引き継いでいきたい」と一部方言を使ってあいさつした。
各青年団による力強い演技に、会場を埋めた観客から大きな拍手が送られていた。