トールペインターの栗原真弓さんと写真家の美流さん2人による「にゃんこのしっぽ展示会」が12月1日・2日、石垣市民会館展示ホール(石垣市浜崎町)で行われた。今回で3回目。
「にゃんこのしっぽ」は2人によるコラボレーションプロジェクトで、猫の実物大トールペイントや樹脂粘土によるストラップ、動物たちのポストカードなどを制作しているほか、年に数回、トールペイント教室や樹脂粘土教室も行っている。
美流さんは「絵を描ける人を探していて、そこで出会ったのが栗原さん。栗原さんのトールペイントはすごく細かく本物に近い。毛1本1本、目などを見てもらえれば分かる」と話す。
展示会では精密画のトールペイントはもちろん、キャラクター画のトールペイント「にゃんこカチャーシー」などかわいらしい作品も並んだほか、樹脂粘土で制作した猫の作品も。「樹脂粘土は乾いても弾力性があるので壊れにくい。初めて樹脂粘土教室を開いたときは誰も知らなかった」(美流さん)という。
2人が撮った猫たちの写真も展示され、会場に訪れた人は時おり笑みをこぼしながら1枚1枚を見入っていた。「初めは内地との展開が多かったので、これから地元に貢献していきたい。『にゃんこのしっぽ』でいろいろと企画していこうと考えている」と美流さん。