
石垣に8月6日、洋服全般を扱う「でいごの木」(石垣市大川、TEL 0980-87-5976)がオープンした。場所は山田書店の東隣。店名は地元カメラマン、北島清隆さんのでいごの木の写真に感動し、花言葉も「夢」であることから名付けたという。
店主は知念美奈子さん。地元高校を卒業し、東京、岐阜、静岡、新潟など派遣社員を中心にさまざまな職種で15年間経験を積んできた。石垣に戻って5年、石垣には大きいサイズを扱っている店が少なく、「あっても同じデザインがたくさん出回り人とかぶってしまう。ネットで買ってもイメージと違い失敗するケースが周りの友達に多い」という。
「石垣には大きいサイズを求めている人がたくさんいるはず。そんな店が無かったら自分で作ればいいと思った」と開店の動機を話す。
店舗面積は8坪。10代後半から40代後半を対象に4Lサイズまでメンズ、レディスをそろえる。店内には子ども服や小物も含め200点を並べる。メンズはTシャツ(2,138円~6,000円)、ポロシャツ、帽子、ハーフパンツなど。レディスはトップ(2,340円)、パンツなど。子ども服は「石垣では見掛けない」というかわいらしいもの、贈答用などを仕入れる。タンクトップ(972円)、Tシャツ、ワンピースなど。
1アイテムのデザインは2点までしか仕入れず、街で同じデザインを見掛けないようにと配慮する。
「アパレル業は初めての経験だが、今までの職業体験を生かし、お客さまと積極的に会話し、お客さまが求める商品をそろえる努力をしたい。見るだけでもいいのでのぞいてほしい」と知念さん。
営業時間は11時~19時。