ローズマリ・サトクリフ作品の風景をテーマに写真展

池田正孝さんの写真展「サトクリフが描く ローマン・ブリテンの世界」が開催中

池田正孝さんの写真展「サトクリフが描く ローマン・ブリテンの世界」が開催中

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 池田正孝さんの写真展「サトクリフが描く ローマン・ブリテンの世界」が12月5日~14日、石垣市立図書館の展示室(石垣市浜崎町)で開催されている。

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 中央大学名誉教授で東京子ども図書館評議員も務める池田さんは、児童文学作品の舞台となった土地を訪ねて風景などを撮影、スライドに記録しており、各地で「スライドの会」などの講演活動を行っている。

 同展は、イギリスの歴史小説家であるローズマリ・サトクリフのイギリスがローマに支配されていたローマン・ブリテン時代を舞台に展開される作品を紹介しながら、風景などの写真を展示している。サトクリフは「ローマン・ブリテン3部作」といわれる『第九軍団のワシ』『銀の枝』『ともしびをかかげて』などを執筆。代表作である『ともしびをかかげて』で、1959年にイギリスの児童文学賞「カーネギー賞」を受賞している。

 会場では舞台となった風景や遺跡などの写真を数多く展示。他では見ることのできない、いにしえのイギリスの風景に、来館者は見入っている。

 堂15日には、同図書館視聴覚室で「リンドグレーンの作品をたどる旅」と題して池田さんの講演とスライド上映会が行われる。入場無料。紹介されている本は貸し出しにも対応している。

石垣市立図書館

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