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石垣で八重山の産業が一堂に-八重山の魅力全部入り、28日まで

多くの展示や販売に目移りがする会場。昨年は延べ1万9千人が来場したが今年は?

多くの展示や販売に目移りがする会場。昨年は延べ1万9千人が来場したが今年は?

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 石垣市中央運動公園(石垣市登野城)で9月27日・28日、「2014八重山の産業まつり ~来て見て知って 南の島(パイヌシマ)の全部入り~」を開催している。

「いしがきブランディングプロジェクト 石垣島ファンド」の発表も行われた

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 八重山の産業発信や地域の伝統や文化の発信を目的に、毎年開催している同イベント。例年5月に開催しているが今年は9月にし、運営も八重山青年会議所だけでなく、商工会や観光団体など19団体で行う。

 実行委員会会長の我喜屋伸将さんは「このまつりが八重山に暮らす幼児から若者、高齢者の皆さん、また観光客の方々が楽しめ、八重山の魅力が全て詰まったものにしたい」と意気込む。

 屋内練習場では八重山の農水産物を使ったスイーツや調味料などの食料加工品、泡盛・ジュースなどの飲料品、かりゆしウエアなどの衣類やみんさー織物、焼き物といった特産品などが展示即売されている。竹富町、与那国町からの参加も。

 過去には太陽光発電事業者が一堂に集まったが、今年は前面に出す事業者はおらず、3Dプリンターの展示など時代の移り変わりがうかがえる。体験ブースでは、焼き物作り、アートクラフト、テニスなど、子どもに人気のコーナーも。

 屋外では飲食ブースや園芸品が並び、フリーマーケットコーナーも設置。特設ステージではライブやエイサー、ダンス、郷土芸能などが行われている。28日には11時30分から子ども参加型イベント、13時からカラオケ大会などが行われる。

 八重山の隠れた名物の掘り起こしと地産地消の発展に寄与する目的で毎年注目を集める「Y-1グランプリ」は、非食品部門で石垣市商工会の「石垣島オードパルファムNUCHIGAFU」、屋外飲食部門で平良商店の「辛みそ野菜そば」、加工食品部門で石垣島かつおだしの「イーソン」がそれぞれグランプリに選ばれ、購入や食事が可能。

 「いしがきブランディングプロジェクト 石垣島ファンド」の発表も行われた。ミュージックセキュリティーズ取締役の猪尾愛隆さんは「インターネット上で石垣島の企業と多数の投資家を結びつけ、資金を集める仕組みを提案したい。対象事業の成長が石垣島の活性化につながる挑戦で、現状の課題解決に資金がつながれば選定対象になる」という。石垣市商工会が受け付ける。

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