ANAインターコンチネンタル石垣リゾート(石垣市真栄里)で10月18日、婚活イベント「星空コン2014」が開催された。
旧暦七夕の時期に開催される「南の島の星まつり」の一環として2012年にスタートした同イベント。今年は「星の島で恋をする」をコンセプトに、19日に市内で開催される「星空サミット」に合わせて実施された。
参加者は95人(男性55人、女性40人)で、県外からの参加者も2割ほど。激励に訪れた中山義隆市長は「必ずしもカップルにならなくても、石垣島で出会ったことでつながりになってもらえたらと思うし、是非石垣の夜を楽しんでほしい」とあいさつ。同ホテル内の屋内宴会場と屋外のガーデン会場を舞台に、二部構成で会が進められた。
イベントの前半は、宴会場で10テーブルに分かれて顔合わせが行われ、自己紹介やグループ対抗クイズなどが行われた。クイズに勝ち抜いたグループからガーデンの立食パーティー会場へ移動し、飲食や歓談を楽しみながら互いに交流を深めた。
カップル成立は昨年の30組には及ばず11組にとどまったが、参加者の中には「携帯番号をゲットしたのでまずは友達から」という人も。
応募動機も人それぞれで、宮古島出身の女性(30歳)は「7月に石垣に来たばかりで知り合いが少ないので、交友の輪を広げたいと思って応募した」と話し、石垣島出身の男性(36歳)は「『星になって来い』との上司命令で参加した。恥ずかしがり屋だが、星になって来たい」と笑顔で話していた。