石垣に11月9日、南インド家庭料理「インダスレイ石垣島」(石垣市大川、TEL 090-3676-1430)が開店した。神戸市、京都市に次ぐ3店目。「インダスレイ」は「インダス川」と「光」の意味。
店舗面積は15坪。テーブル、カウンターで24席を用意する。コーディネーターはインド出身の山内サリタさん。インドから調理人を迎え、南インドの家庭の味を提供する。山内さんは「インド大陸の伝統的医学アーユルヴェーダは食事を重んじ、治療にもつながる。新鮮な野菜や果物、15種類以上のスパイスを使った料理を楽しんでほしい」という。
ランチメニューは、チキンまたは野菜を選ぶ「カレーライスセット」(650円)、インドのタンドール窯で炭火を使って焼き上げたナンを使った「チキンティッカセット」、三角形に整えた油の揚げ物「サモサ」を加えた「サモサセット」(以上850円)など。料理に「アイスチャイ」「マンゴージュース」(以上200円)を追加できる。「お子さまセット」(450円)も用意する。
ディナーメニューは、タンドールチキン、ターメリックライス、チャパティ、サンバールなどが付く「南インドタリー」、シンカハブが付く「インダスレイセット」(以上1,400円)。「ラッシー」「ホットチャイ」(以上300円)などを追加できる。アラカルトで「タンドールチキン」「チキンティッカ」(以上600円)も。
グループ3店は、いずれも若者たちの自助活動事業を支援するNPOと組み、就労支援を行っている。石垣店はNPO法人「おれんじハウス石垣島」の受け皿となり、8人を雇用する。同NPOの山田孝明さんは「就職につながる場所を提供していただき、ありがたい。若者に『チャンスと出会いはいつでも待っている』と伝えたい」。
「ゆんたくできるコミュニティーの場となれば。自然志向、健康志向の人にハーブとスパイスが効いた料理を楽しんでほしい」と山内さん。
営業時間は、11時~15時、17時~21時。水曜定休。