島に縁のあるクリエーターを育成・PRする石垣市の文化産業創造事業「石垣島Creative Flag（クリエイティブ・フラッグ）」が現在、新たな参加クリエーターを募集している。

「石垣島Creative Labo」も新設

　石垣市企画政策課では、豊かな自然や独自の伝統文化に育まれた島の「創造性」を地域資源として国内外に発信することで、新たな文化産業創出を図る。

　同事業は、石垣島に縁のあるデザイナー、イラストレーター、カメラマン、映像・音楽制作者などのクリエーティブ産業に携わる人を集めたクリエーターズコミュニティとして、2013年秋にスタート。参加クリエーターの作品をPRするウェブサイトや冊子を制作し、国内外でのPR活動を展開している。参加者同士のコラボレーション企画やさまざまなイベント出展なども行われ、多数のメディアにも取り上げられている。

　島のクリエーターの独創的なアイデアや作品で、石垣市のさらなるポテンシャルを導き出し島を盛り上げようと、このたび新たな参加者を募集。島に繋がりがあり、クリエーティブ業に携わる人なら誰でも応募できる。

　参加クリエーターはウェブサイトや冊子で紹介するほか、作品は国内外のイベントや見本市に展示し、幅広くPRする。島内で開催予定のクリエーティブ関連の勉強会やイベントなどにも参加できる。

　参加は無料。応募締め切りは11月30日。

　運営事務局では無料講座「石垣島Creative Labo（クリエイティブ・ラボ）」も新設。11月24日から5回に渡り、国内外で活躍する5人の著名クリエーターをゲストスピーカーに招き、クリエーティブの分野からいかにして石垣島を盛り上げていくか語り合う。

　第1回は「離島経済新聞」の編集長・鯨本あつこさんが「クリエイティブで盛り上がる島々」と題して全国の島の事例を紹介する。受講希望者はメールで申し込みが必要。11月23日まで。

　「石垣島Creative Flag」参加、「石垣島Creative Labo」受講ともに詳しくはホームページで確認できる。