石垣で5月10日、音楽イベント「唄島 琉球WORLD in 八重山」が初開催される。sun's river band(川門正彦、川畑アキラ、田代浩一)、饒平名久乃さんらが主催。
「伝統や文化を大切にし、新しい未来につなげていくこと」をコンセプトに、八重山出身のアーティストを集結させ、音楽漬けの1日にするという。
実行委員長の川門正彦さんは「八重山は琉球の中で『唄の島・芸能の島』といわれてきたが、一堂に集まる機会がなかった。アーティストやその仲間たちを集結し、『唄』を通してこれまでの島への感謝とこれからも未来を共に作っていく『祭り』にしたい。会場は来場の皆さんや出演者にとって一番いい場所を決めていきたい」と話す。
参加は10組以上のアーティスト、地元郷土芸能、マーチングバンド、エイサー、ダンスなどを予定。1500人の入場を目標にする。
合わせて「前夜祭 de 琉球ワールド」「After Party 琉球ワールド」も行う。前夜祭はアーティストを目指す地元高校生を対象にライブハウスでコンテストを行い、優勝者は翌日のイベントに参加できる。後夜祭は、当日21時から複数の地元ライブハウスでより身近にアーティストを感じてもらうためのセッションなどを行う。ライブサーキット形式でどこにでも出入りできるという。
開催時間は14時~20時。入場料は前売り3,500円、当日4,000円、学生1,500円。詳しくはホームページで発表する。