千葉ロッテマリーンズの新人4人(中村奨吾内野手、田中英祐投手、宮崎敦次投手、寺嶋寛大捕手)が2月5日、オフを利用して観光地の石垣やいま村を訪れた。同施設は、日本最南端かつ最西端のテーマパークで、古民家を中心とした野外博物館。
赤瓦の古民家、大浜邸では民謡ショーが行われ、4人は最前列で見学。八重山民謡の安里屋ユンタ、デンサー節などを楽しんだ。途中で一緒に参加した観光客に背番号と名前の自己紹介も。最後にはで軽快な音楽に合わせて輪になって踊った。
「リスザルの森」では、エサの箱を開けるとリスザルが選手を取り囲んだ。田中投手に最も多くのリスザルが集まり、練習中の厳しかった田中投手の顔がようやくほころんだ様子。
4人は沖縄の伝統衣装「琉装」を着ることに。田中投手、宮崎投手が女装し、中村選手は「宮崎以外は似合っている」と評価し、50人近くの報道陣を笑わせた。
中村選手は「初めてのオフをリフレッシュできた。第2クールは気を引き締め直して頑張りたい」。田中投手は「沖縄らしいことができた。リスザルと遊んで楽しかった。第2クールは自分のプレーができるようにしたい」。寺嶋捕手は「沖縄は初めてだが、今日は沖縄を堪能できた。第2クールは元気を出して自分をアピールしたい」。宮崎投手は「やっと沖縄を実感できた。女装は楽しかった。キャンプの空気に慣れてきたので自分をアピールしていきたい」と、それぞれ意気込みを見せた。