マジックアイスの店「Hau tree gelato(ハウ・トゥリー・ジェラート)」(石垣市大川、TEL0980-83-5425)が5月18日、ゆいロードにオープンした。
マジックアイスは、マイナス30度に冷やされた大理石の上で作るアイスクリームやシャーベット。沖縄本島にはあるが石垣では初めてという。店舗面積は約6坪で、白を基調とした店内には6席のカウンターも設け、イートインにも対応する。
「大理石ミックスアイス」(480円~)は大理石を特殊な機械で下から冷やし、その上でソフトクリームとフルーツなどのトッピングと交ぜ合わせる。10種類近くのメニューがあるが、客自らトッピングを選びオリジナルアイスのオーダーもできる。
マンゴーなど5種類ある「シャーベット」(280円)も大理石の上にジュースをかけ、霜と交ぜ合わせて作る。瞬時に凍るので通常のシャーベットよりも柔らかくあっさりしている。ソフトクリームは上地牧場のジャージー牛ソフトクリームを使用し「上地牧場ソフトクリーム」(300円)としても販売。
同店を経営するのは、北海道出身の武田正史さんと妻の律子さん。店名は愛娘の名前から付けた。沖縄では「ゆうな」と呼ばれるハイビスカスの一種、オオハマボウ(アオイ科)の英名。「当初は卸売りを考えていたが、おいしかったので自分で売りたいと思った。添加物など一切入っていない天然素材で作ったジェラートがお勧め」と武田さん。ジェラートは北海道ミルクや紅いもなど9種類で旬のものを中心にメニュー化しているという。
「大理石を冷やす機械はわざわざ北海道から運んできた。これからの季節にはぴったり。全部おすすめなので、是非全種類を食べて頂きたい」(武田さん)とも。
営業時間は11時~19時。年中無休。