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石垣の南インド家庭料理店がリニューアル 那覇からの来店も

南インドのケーララ州からシェフとしてデイビッドさん(左)とアジェッシュさんを採用した

南インドのケーララ州からシェフとしてデイビッドさん(左)とアジェッシュさんを採用した

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 石垣の南インド料理店「インダスYAMA」(石垣市大川、TEL 0980-87-0146)が6月10日、リニューアルオープンした。「インダスレイ石垣島」から店名とシェフが変わり、夜にはアルコール類の提供も始めた。

夜にはアルコール類の提供も始めた

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 店舗面積は15坪。テーブル、カウンターで24席を用意する。オーナーの山田孝明さんは「南インドのケーララ州からシェフとしてデイビッドさんとアジェッシュさんを採用した。南インドの家庭料理を通して文化や薬膳の考え方を伝えたい」と話す。店内にはデイビッドさんが撮影したインドの祭事の映像などが流れる。

 デイビッドさんは「石垣とケーララ州は自然の美しさや、バナナやヤシなど植物などが似ている。石垣島は人々がナイスで川平湾の美しさが気に入っている」という。

 「全ての料理は手作り。キッチンで一から作っている」と話し、「おすすめ」は、チキンまたは野菜カレーから選ぶ「ナンセット」(850円)、スパイスとハーブで炊いたご飯を使った「バガーライス島野菜カレーセット」(780円)、さまざまな味を楽しめる「南インドスペシャルミールスセット」(以上ラッシーまたはチャイ付き、1,200円)など。

 土曜・日曜には予約制で家庭料理の食事会も行う。通常メニューはスプーンやフォークを使うが、バナナの葉の上にのせたライスやレシピを右手でつまむ形をとる。6月21日行われた食事会では、ココナツのマサラカレー、香辛料を利かせたミックスベジタブル、レンズ豆で作るパーパドというクラッカーなど、10種類のレシピを紹介した。

 参加者は「インドの家庭料理を食べるのは初めて。右手だけで食べるのは難しい」「初めて見るレシピでどんな味かまったく想像がつかず、食べながらそのギャップを楽しめた」「インドにしばらく滞在したことがあるが、現地の味と全く同じ」「那覇に南インド料理店がないので参加した。来て良かった」とそれぞれ感想を話した。

 営業時間は11時~21時30分。

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