暮らす・働く 学ぶ・知る

「ダイビングフェスタ石垣島2015」閉幕 今年も各地からダイバー集まる

市街で行われた開会宣言出発式

市街で行われた開会宣言出発式

  • 0

  •  

石垣で6月11日~13日、「ダイビングフェスタ石垣島2015」が開催された。

自由部門金賞作品「創世記」

[広告]

 大型連休と夏休みの間の観光客が少なくなる時期の集客を目的に2002年から開催され、今年で14回目。期間中は「フォトコン」や、水中写真家の古見きゅうさんによるスライドトークショーなどのイベントがあり、最終日は市内のホテルでガーデンパーティーと表彰式が行われた。

 「フォトコン」は自由部門、マクロ部門、マンタ部門、ビギナー部門、当日部門で構成。金賞のほか、ネーチャー賞、オリンパス賞、月刊マリンダイビング賞、月刊ダイバー賞などがあり、石垣島往復航空券やダイビング機材、コンパクトデジカメ、石垣島産のマンゴーなどの副賞が授与された。

 審査委員長の古見さんは「バリエーションに富んでいて、あっと思えるような面白い写真が多く選んでいても楽しかった。石垣島の海はサンゴ、マンタ、マグロなどたくさんの被写体がある。入賞作品は着眼点が良かった」と話した。

 ビギナー部門金賞の西脇麻理野さん(東京都)は、「今年4月に東京池袋で開かれたマリンダイビングフェアがきっかけで初来島した。うまく瞬間を切り取ろうという気持ちで撮った」。マンタ部門金賞の田村崇さん(同)は、「2年前は佳作だったので今年の金賞はとてもうれしい。こん身の一枚」。マクロ部門金賞の太田浩之さん(神戸市)は、「ダイビングのライセンスを4月に取得し初めて参加した。スタッフのアドバイスが丁寧で、言われた通りにしただけ」とそれぞれ感想を述べた。

 最優秀に当たる自由部門金賞の中尾祥史さん(佐賀県)は、「4年連続での参加で2012年、2013年と連覇し、昨年は金賞を逃したが、今年は返り咲くことができた。年間100本潜ることが目標。地元でも写真の腕を磨いて、また来年も来たい」と喜びを表した。

 同イベント実行委員会委員長の吉武孝文さん(ダイブパラッパ)は、「これまで先輩方が積み上げてきたイベントをより楽しく充実したものにして、石垣島をもっと盛り上げていきたい」と締めくくった。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース