暮らす・働く

石垣港みなとまつり 海の催しにぎやかに

船上ステージを前に、大勢の家族連れや観光客で盛り上がった

船上ステージを前に、大勢の家族連れや観光客で盛り上がった

  • 0

  •  

 「2015石垣港みなとまつり」と「第16回みなとの夕べ」が7月20日、石垣港離島桟橋ターミナル(石垣市美崎町)と旧離島桟橋周辺を歩行者天国にして開催された。気温が下がって祭り日和となり、大勢の家族連れや観光客で盛り上がった。

メーンステージはデビュー20周年の節目を迎えたミヤギマモルさん

[広告]

 同イベントは「海の日」にちなみ、石垣港の役割を理解してもらい、港のさらなる活性化を図る目的で開催された。主催は、石垣港湾事務所、石垣市港湾課、石垣海上保安部、みなと通り会、八重山ヨットクラブ、石西礁湖サンゴ礁基金。

 台湾からの大型客船「スーパースター・アクエリアス」の船内見学のほか、竹富島へのヨットセーリングが行われ人気を集めた。「ぐるくん・もずくつかみ取り」は小学生以下を対象に行われ、子どもたちの歓声が上がった。

 離島ターミナル内では「石垣港・海上保安パネル展」や「みなとのミニブロックづくり」、「石西礁湖パネル展」が行われ、離島に渡る観光客らが見入っていた。

 船上ステージをメーンにした「みなとの夕べ」には多くの地元・観光客が来場。デビュー20周年の節目を迎えたミヤギマモルさんのライブをメーンに、ジャズバンド「アラーズトリオ」、子どもエイサー会、フラダンス「HULA LINO LEO」、八重山高校郷土芸能部が出演した。

 初の試み「八重山民謡の共演」では、八重山各地の民謡を各大会最優秀賞受賞者が歌い上げた。中島もえさんの「小浜節」、東金嶺等さんの「どぅなんすんかに」、金城弘美さんの「とぅばらーま」、山下義雄さんの「デンサ節」が披露され、来場者は八重山情緒を心ゆくまで楽しんだ。

 屋台には市内人気飲食店などが軒を連ね、行列のできる店も。あいさつで中山義隆石垣市長は「桟橋マーケットを港のにぎわいづくりの一環として今後もイベントに取り組みたい」。川満栄長竹富町長は海や星など八重山が日本一自然あふれる場所と紹介し、「最後まで一緒に楽しみましょう」と呼び掛けた。最後は花火が打ち上がり、祭りはにぎやかに幕を閉じた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース