大型で非常に強い台風13号(ソウデロア)は、935ヘクトパスカル、最大風速45メートル、最大瞬間風速65メートルの勢力で、8月7日から8日にかけて八重山地域を通過した。
石垣市内でも昨夜、最大瞬間風速51メートルを記録し、建物、車両などに被害が出ている。沖縄電力(8日8時現在)に寄れば、石垣市で約4.8千戸、竹富町で約1.4千戸、与那国町で約0.4千戸が停電している。
気象庁は、8日午後には台湾海峡に、9日には華南に達する見込みとしているが、現在でも、与那国島地方では猛烈な風き、八重山地方では、8日夕方にかけての暴風と雨、高波に厳重に警戒するよう呼び掛けている。
台風通過の経験の多い市民も「7日の夜の風と雨がすごかった。ゴーゴーと音を立てて吹き荒れ怖かった」と話す。「郡内に大きな被害が出ていないといい」と願う。