「八重山マリンレジャー事業協同組合」は10月31日と11月14日、八重山のサンゴを守るため海中清掃を行った。
沖縄県サンゴ礁保全活動支援事業の一環として行われる同活動。「一緒に石垣の海をきれいにしませんか」と呼び掛け実施した。10月31日はボランティアダイバー45人、潜水士10人、添乗看護師1人、船舶4隻が参加。11月14日は、同29人、同7人、同1人、同4隻が参加した。
参加したダイバーからは「きれいに見える石垣島の海が、こんなにもごみが多いとは思わなかった」「人間の捨てるごみによって生物たちの命が脅かされている。このような活動はもっと全国に配信し知ってもらうべきだと思う」「集められたごみを見てびっくり。意図的に捨てられたごみが目立つのが悲しい」などの声が上がった。
同組合の内多健さんは「海の清掃にはマンパワーが欠かせないが、今回は予想を上回る人が参加してくれた。うれしいのは県外から多くの人々が駆け付けてくれたこと。今後も継続して活動し、きれいな海をつくり出していきたい」と意欲を見せる。