八重山農林高等学校で12月13日、農産物即売会が開かれ、PTAフリーマーケットと共ににぎわった。
主な販売品は生徒が育てた野菜・肉や、生徒が作った材料を使った加工品。当日は多く人が詰めかけ、2000部用意したパンフレットが早い時間帯で無くなったという。
商品は、ハンバーグ、サーロインステーキ、ヒレステーキ、豚しゃぶしゃぶ、チーズケーキ、ガトーショコラ、コーレーグース、農林高校産の大豆を使ったみそなど。炭火で焼いたチキン半身焼きにも長い行列ができた。
中村幸弘教頭は「これからの農業は6次産業化が大切なので、加工品の学習に力を入れている。民間から専門家を招いた指導も行っている。農産物を育てるだけでなく広い世界を学んでほしい」と話す。
PTAが主催したフリーマーケットと八重山料理の食堂も活況で、売上金は生徒の遠征費用などに充てられるという。