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石垣出身のデザイナーが新作展示会 「インド藍」にこだわる作品を準備

「Bigot(ビゴ)」の作品(前回の作品)

「Bigot(ビゴ)」の作品(前回の作品)

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 石垣島出身のデザイナー高階志文(たかしなしもん)さんが立ち上げたブランド「Bigot(ビゴ)」が5月6日から、神奈川県・鎌倉で新作展示・受注会を開催する。

前回の展示会の様子

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 職人気質を大切にすることから命名し、「頑固者」の意味を持つ同ブランド。「藍」の美しさや良さを追求。石垣島の土から育て上げた藍を、刈り取りから発酵、染色まて一貫して手作業で行う「藍布工房」と連携して商品化している。同工房の「藍」はインド藍。気候環境が石垣と同じ環境の物を使うため、染め具合も良く、いつまでもなじみやすい色合いという。

 昨年10月に那覇市で開催された第1回新作展示・受注会が好評で、首都圏のバイヤーからの要請もあり鎌倉での開催となった。テーマは「日常に藍を」。アイテムは、ルームウエア、ワンピース、ニット、ガラス作家の池谷三奈美さんとコラボしたアクセサリーなど。

 高階さんは、沖縄から東京に出てデザインを学び、メーカーなどに勤務後、「東京で活躍しながら沖縄発信のブランドを立ち上げたい」との夢を実現させるため「Bigot(ビゴ)」を立ち上げた。「藍」の持つ魅力をより多くの人に提供することに生きがいを見いだし、ファッションをメーンに、グッズ、家具やインテリアなどライフスタイル全般を視野に入れて商品化を進めているという。

 今回の会場は、築88年の日本家屋「イシワタリスタジオ」(鎌倉市長谷)で開催する。高階さんは「日常生活に藍が溶け込んだ空間で『Bigot』の世界観を感じていただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は、11時~19時。5月8日まで。

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