石垣島の観光に携わる企業で構成される近畿日本ツーリスト八重山会は（石垣市美崎）は5月30日～6月2日、「関西誘客キャラバン」を行い八重山の魅力をアピールし誘客活動を行った。

　「八重山は一つ」という合言葉の下、石垣島をはじめ、日本最西端の与那国島、雄大な自然の中に位置する西表島、人より牛の数の方が多いのどかな黒島、自然とリゾートが共存する小浜島、沖縄の原風景が残る竹富島、静かで「時の流れを忘れさせる」鳩間島、「パナリ」と呼ばれる新城島、水牛車で渡る由布島などの魅力を説明した。

　近畿日本ツーリスト関西営業本部と八重山会と懇親会では、「ここ数年のうちに世界自然遺産登録されるという西表島を擁し、観光資源の価値生が高まる八重山を楽しめる商品を考えて観光客を迎えたい」との希望を関西支部に伝えた。

　これを受けて関西営業本部では、「体感・経験を想像できる旅行商品を作っていきたい。そのために商品を売る社員が八重山の魅力を知らねばならない。4月に毎年研修を行っているが、もっとディープに体感できるよう八重山だけに2泊するなどの社員研修旅行を9月ごろ予定している。従来の日本の旅行とは違う視点での旅行商品も考えていきたい」とした。

　日程後半には、石垣市観光交流協会と八重山ビジターズビューローが主催する「平成28年度八重山観光セミナーおよび八重山観光感謝のつどい」に合流し、オール八重山として八重山観光の魅力発信を行った。