八重山ジェットスポーツ連盟が主催する「パヤオ杯ジェットスポーツ沖縄大会」が6月12日に開催され、県内外から参加した選手が競い合った。
水上バイクのライディングスキルアップと安全で秩序ある普及と発展、交流と親睦を深めることを目的として開催される同競技会。今年で18回を迎え、参加者も増加し競技レベルも高まってきた。
レースは、コースに見立ててブイを張り、周回数を決めて着順を競う「クローズドレース」と、長時間簡単なコースを走り周回数を競う「耐久レース」で競われた。多くの観覧者が参加し、白熱したレース展開と応援合戦となった。
同連盟会長の石垣聡さんは「いつも島外の太刀打ちできず完敗しているが、少しずつ石垣の選手も実力をつけてきていることが確認できる大会だった。これからは沖縄や宮古のレースにも出場し、成績を残すことで石垣のレース参加者を増やし、レベルアップを図り、八重山の水上バイクを盛り上げていきたい」と抱負を話す。
各レースの成績は以下の通り。クローズドレースでは、立って乗るタイプのスキークラス部門1位=末吉健二さん(沖縄)、同2位=黒島善嗣さん(石垣)、同3位=砂川淳司さん(石垣)。座って乗るスポーツクラス部門1位=眞喜志康則さん(沖縄)、同2位=前里将太郎さん(石垣)、同3位=細井肇さん(東京)。複数人が乗るスーパーランナバウトクラス部門1位=八桁昭智さん(石垣)、同2位=笠原芳生さん(宮古)、同3位=渡久山長幸さん(石垣)。
120分耐久レースでは、複数人が乗るランナバウトクラス部門1位=Xパワー(沖縄)、同2位=アグリキッチン(石垣)。スーパーランナバウト部門同1位=クルーNHR、同2位=クルー、同3位=じゃじゃ丸。