「第2 回八重山そば選手権」が9月1日に始まり、参加42店(58エントリー)が味の「競演」を繰り広げている。
「八重山そば」の認知向上と販路拡大を目指す同選手権。縄県飲食業組合八重山支部、八重山調理師会、金城製麺所、荷川取食品、琉めん食品工業などで編成される八重山そば選手権実行委員会が主催する。昨年の第1回は、参加店や観光客、市民から好評を集め、メディアやSNSなどで多く取り上げられるなど「八重山そば」のアピールに成功した。
競技は、「八重山そば部門」と「オリジナル汁そば部門」の2部門で競われ、審査は、一般客、観光客、市民らの投票数で決定される。
「八重山そば部門」は、麺は平麺を基本(丸めんも可)とし、スープは鶏・豚・かつお・昆布。トッピングは細切りのかまぼこと肉のみとし、薬味としてネギやピパーツのみ使用が許されている。「オリナル汁そば部門」は、八重山そば部門以外の汁そばで、ソーキそば、野菜そば、牛汁そば、やぎそば、カレーそばなど。麺にクロレラやフーチバーなどを練り込んであるものは同部門の対象となる。
今年から、フリーペーパーの「八重山そばガイドブック」も発刊される。同ブックにはスタンプラリーのページがあり、選手権開催期間中に各店を巡るラリーも展開する。
同選手権の大野実行委員長は「昨年とても好評をいただき、おかげさまで第2回を開催する運びとなった。今年は、開催期間だけでなく一年中利用できる八重山そばのガイドブックも用意。楽しんで食べ歩いてもらえれば」と話す。
10月16日まで。