「J:COM presents 2016ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が10月29日、さいたま新都心駅周辺で開催され、「個人タイムトライアルレース」「ポイントレース」「クリテリウムメインレース」の3レースが行われ、新城幸也(ランプレ・メリダ)がポイントレースで優勝した。
さいたま市が主催し、埼玉県、さいたまスポーツコミッション、公益社団法人さいたま観光国際協会、A.S.O(Amaury Sport Organisation)が共催する「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」。今年で4回目の開催で、国内自転車レースとして定着した。
今年は、ツールドフランスで、個人総合成績1位の選手に与えられる「マイヨ・ジョーヌ (maillot jaune)」のクリス・フルーム(チームスカイ)、ポイント賞「マイヨ・ヴェール(maillot vert)」のペーター・サガン(ティンコフ=スロバキア)、山岳賞「マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ(maillot blanc ? pois rouges)」のラファル・マイカ(ティンコフ=ポーランド)、新人に与えられる「マイヨ・ブラン(maillot blanc)」のアダム・イェーツ(バイクエクスチェンジ=イギリス)の4ジャージを得た選手がそろって参加した。
「タイムトライアルレース」では、ペトル・ヴァコッチ(エティックス・クイックステップ=チェコ)が迫る窪木一茂(NIPPOヴィーニファンティーニ)と西薗良太(ブリヂストンアンカー)を抑えて優勝した。
「ポイントレース」では、積極的なレース展開を見せ12ポイントを獲得した新城幸也が初優勝を果たした。
「メインクリテリウムレース」でも新城幸也は、序盤に逃げを捕まえるため追想集団の先頭を引いたり、後半にはジャパンスペシャルチームとして参戦した別府史之(トレック・セガフレード)と連携して飛び出したりするなど、見せ場を作って会場を盛り上げた。優勝はゴールスプリントを制したピーター・サガン(ティンコフ)が勝利した。