沖縄県議会議員・高嶺善伸さんの「県議報告と『離島は訴える』出版の集い」が3月7日、市内のホテルで行われた。
高嶺さんは1978年に石垣市議会議員に当選、連続5期務めた。2000年に県議会議員に当選し、現在2期目。今回の集いは高嶺さんの著書「離島は訴える」の出版を記念して行われた。
同書は、八重山毎日新聞に掲載された議会ごとの「県議会報告」、議会活動や議会の裏話を交えた「県議会よもやま話」などを加筆・再編してまとめたもの。また、沖縄タイムスや琉球新報に掲載された「記者のメモ」「記者席」なども掲載している。
高嶺さんは、「この本を皆さんのお手元に置いてもらえればうれしい。本の中で新空港着工について県議会であった裏話なども掲載している。これから皆さんと一緒に準備を行い、新空港時代を開いていきたい。160の島がある離島圏の沖縄の離島が元気にならなければ、沖縄は元気にならない。これからも離島出身として訴えていきたい」と話した。
同実行委員長の大浜長照石垣市長は「多くの方に集まっていただき感謝している。高嶺県議にはこれからも沖縄のさらなる発展のため、離島にも政治の光が当たるように頑張ってほしい。離島の問題を捉えて県政に訴えていく、離島のために役に立つ良い本だと思う」とあいさつ。また衆議院議員の照屋寛徳さん、参議院議員の糸数慶子さん、同じ県議会議員の比嘉京子さんがそれぞれ祝辞を述べた。