石垣島では13回目となる「ロックの日」ライブがJAZZ BAR すけあくろ(石垣市大川)で6月9日開催された。主催するのは、若手ミュージシャンの金次郎さん。
同イベントは、昨年までまささんが主催して毎年開催されてきたが、世代交代のために今年からは金次郎さんが主催することになった。「ロックバンドが輝く一日にしたい」と金次郎さん。
出演したのは、Black Out Motion、CROWD(クラウド)、DEAG(デージ)、なるとバンド、BLACK RAIN、guerrila(ゲリラ)、41(フォーティーワン)、Shout Box(シャウトボックス)。20代から50代まで30人余りの出演者が、ハードロック・UKロック・邦楽ロックの演奏で、約100人のロックファンを魅了した。
CROWDで、女性ギタリストとして参加したシュウさんは「24年ぶりにステージに立った。以前は関東でロックバンドをやっていて、昨年またロックバンドをやりたいと思い、昨年から1年ほどの準備期間を経て、やっとステージに立てた。久しぶりだったので、頭が真っ白で、演奏した実感がなかったが、後から皆さんに良かったよと言ってもらえて良かった。落ち着いて考えると充実感があって楽しかった」と振り返る。
昨年まで主催していたまささんは「20代30代のバンドが多くて、お客さんも若い人多くイベント自体が若返った感じがして良かった。新しい風・いろんな素材のあるロックの日になったと思う」と話す。
「最初は何をしていいのか分からず不安だった」と言う金次郎さんは、「新しいバンドが多かったのに加えて、なるとバンド・BLACK RAIN・41といった先輩方のおかげで安心もできたし、一緒に新しい風をつくれたのではないかと思う。今後もロックの日をやり続け、30回を目標にやっていきたい」と意気込む。