黒島でウミガメの産卵を確認-7月には赤ちゃん誕生か

産卵が確認されたアオウミガメの卵

産卵が確認されたアオウミガメの卵

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 全国でも唯一、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種類のウミガメが上陸する黒島に5月13日、アオウミガメの産卵が西の浜で確認された。

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 地域によって産卵時期は異なるが、沖縄では5月~7月ごろに産卵する。今回の産卵では110個前後の卵が確認された。同島には日本ウミガメ協議会附属黒島研究所(竹富町黒島)があり、ウミガメの調査・研究のため、県からの許可を得て卵を数個採取。「ウミガメの卵には上下があり、それを間違えてしまうと孵化しない。温度の変化によって性別が決まる」(同研究所)という。

 卵は約2カ月でかえり、7月には今年生まれのウミガメの赤ちゃんを同研究所で見ることができる。ただ、「ウミガメの産卵は年々減っている」(同研究所)という。そのほかにも同研究所では、サンゴ礁や貝殻の展示や水族展示なども行っている。

日本ウミガメ協議会附属黒島研究所日本ウミガメ協議会

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