国際農林水産業研究センター(JIRCAS)熱帯・島嶼研究拠点(熱研、石垣市真栄里、TEL 0980-82-2306)は6月24日、同拠点の施設や研究活動を一般公開する。
熱研は、熱帯・亜熱帯の開発途上地域の農業の持続的発展や作物の安定生産に寄与する技術の開発を行っている。一般公開は熱研の研究活動を通して農業への関心と理解を深めることを目的に2006年から実施しており、今年で13回目の開催となる。
当日は「地球と食料の未来のために」をテーマに、パネルや資料による研究所の役割・研究活動の紹介、ミニ講演会「新しいイネ・米/サトウキビの抵糖度と気象の関係」(開始時間は午前11時~、午後1時~)を行う。傾斜圃場・水質浄化水路の見学、世界の民族衣装の着衣体験、クイズ付きスタンプラリーなどのイベントも実施する。ピーチパインや黒糖の試食、かき氷なども振る舞う予定。
広報担当者は「今回は研究内容を紹介する新たな展示物を作成した。新しいロゴマークの紹介コーナーも設けたので、ぜひ足を運んでほしい」と話した。
一般公開は10時~15時30分(9時45分開場)。参加無料。