石垣市の大濱信泉記念館で4月2日、WRO(World Robot Olympiad)沖縄推進委員会主催のロボットプログラミング体験教室が開催された。
石垣でWROロボットプログラミング体験教室 7月の沖縄地区大会を前に
ロボットの制作やプログラミングの体験を通してロボットプログラミングの楽しさを知ってもらうことや、7月17日に開かれる「WRO Japan 2022」沖縄地区予選会の周知が目的。「WRO Japan」はプログラム開発した自律型ロボットで競技するロボットコンテスト。市販ロボットキットを使って自作したロボットでプログラミング技術を競う。
参加者はロボットを組み立て、パソコンやタブレット端末でモーターやセンサーの動きをプログラミングした。後半は組み立ててプログラミングしたロボットを使って、用意された課題をクリアしたりレースを楽しんだりした。
参加した八島小学校5年の金城和希さんは「大好きなレゴを使ったロボコンの体験ができてうれしかった。パーツを組み立ててプログラムで動かすところが一番楽しかった」、登野城小学校4年のコウ理陽さんは「ロボットの組み立てが楽しかった。プログラミングは初めてで難しかったけど、思うようにロボットが動いた時すごくうれしかった」とそれぞれ話した。
講師を務めた佐和田尚登さんは「体験会に参加した子どもたちが、それぞれ工夫してロボットを組み立て、夢中になってロボットを動かしながら、プログラミングを楽しんでいる姿が印象的だった」と話す。