第89 回全国高校野球選手権沖縄大会の組み合わせ抽選会が6月8日、北中城村立中央公民館で行われた。
沖縄大会は過去最高の64校が参加し同16日に開幕、順当に行けば7月15日に代表が決定する。選手宣誓には52人の主将が立候補、中部商業の兼城選手が当たりくじを引いた。
今大会は不戦勝が無く、シード校ながら八重山商工が開幕試合で登場しコザと対戦。八重山は美里、農林は那覇商業とそれぞれ対戦する。そのほかのカードでは沖水-具志川商業、沖尚-名護などが注目される。
また、県高校野球連盟(狩俣幸夫会長)は試合の結果をホームページで速報すると発表した。同ホームページは浦添工業の知名淳教諭らが中心となって制作、試合日程のほか、選手の写真なども掲載するという。準々決勝からはボランティアの協力によりアウトカウントごとの速報を予定している。協力する沖縄高校野球ボランティアパーランクーの代表、喜納正雄さんは「8年前からやってきて今回お墨付きをもらった。民間のフットワークを生かして側面から大会を盛り上げていきたい」と話した。