「ラフウオータースイム」に215人が出場-小浜島でジャパンシリーズ第1戦

ラフウオータースイムin小浜島には215人が出場。

ラフウオータースイムin小浜島には215人が出場。

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 ラフウオータースイム・ジャンパンシリーズの第1戦「2008ラフウオータースイムin小浜島」が5月9日・10日、小浜島のホテル「はいむるぶし」(竹富町小浜)内ビーチで開催された。

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 同大会は南の島をはじめとした美しい海を舞台に行われるスイムレースで、小浜島からスタートし、座間味、鎌倉、ヨロン、宮古島、奄美大島と11月まで各地を転戦する。年間のポイントランキング制を導入しており、男女別「総合ポイントランキング」と「エイジ別ポイントランキング」で争われる。対象レースは全6レースで、「1.5キロ」「3.5キロ」「5キロ」の3種目。小浜島大会には215人がエントリーした。

 9日は3人1組で約9キロを泳ぐ団体泳と、ビーチラン500メートル・スイム500メートル・ラン5キロを競うアクアスロンが、10日は個人種目の5キロ、3.5キロ、1.5キロと、3キロのリレー(1チーム3人)が行われた。

 個人種目の3.5キロで総合1位(女子1位)となった瀬川かおりさんは「思ったよりも波があってなかなか前に進めなかったが、逆にそれが面白くて楽しめた。5キロの時よりも海が濁っていたので、海の中を見ることができず残念。でも楽しく泳げた。小浜島は3回目だが、雰囲気が好き」と笑顔で話した。瀬川さんは5キロ、1.5キロと全てのレースに出場し5キロでは総合2位(女子1位)、1.5キロでは総合5位(女子1位)の成績を収め、全レースで女子の部では2連覇を飾った。

 同じく3.5キロで総合2位(男子1位)の有久暢さんは「過去最高の辛さ。波があって、前の方が見えなかった。男子1位の実感はない」と苦労を語った。有久さんは昨年の同レースで男子2位だった。

 同大会出場者の年齢層は幅広い。東京文京区のプールで毎朝6時から練習しているというグループ「BIG SWIM」のメンバーは20~80代。今回は12人のメンバーが出場し最高年齢は83歳という。グループの代表は「海外遠征をしたり合宿をしたりと海を楽しむクラブ。幅広い世代で仲良く活動している」と説明。「今日も楽しみます」とメンバーが声をそろえた。

 はいむるぶしの豊口さんは「大会は今年で5回目。毎年5月中旬に開催している。参加者はスイマーが多く、トライアスロンアスリートなども参加している。本土からの参加が多い」と説明。「レースの先頭集団にはカヤックが付いているが、カヤックを抜いてしまうこともある。すごいスピードですよ」と豊口さん。

 レース終了後には表彰パーティーも開かれ、参加者らは互いに交流を深めながら楽しんだ。

 順位は以下の通り。団体泳1位=takeI、同2位=海おじゃ、同3位=他人のそら似アクアスロン総合1位=秦敏洋さん、同2位=富崎義明さん、同3位=松本華奈さん5キロ総合1位=桜井智和さん、同2位=瀬川かおりさん、同3位=穂積雅之さん、3.5キロ総合1位=瀬川かおりさん、同2位=有久暢さん、同3位=二階堂道代さん、1.5キロ総合1位=前田崇行さん、同2位=永瀬知之さん、同3位=桜井智和さん、リレー1位=テイクオフ海王、同2位=愛犬ピッピ、同3位=水の覇者。

パワースポーツはいむるぶし

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