日本青年会議所沖縄ブロック協議会と八重山青年会議所(石垣市浜崎町1)は7月1日、石垣市美崎町などで投票率向上運動を行った。
運動は市民の意識改革と若者の社会参加促進活動の一環で、公平中立の立場から投票率を向上させるのが狙い。
当日は、JC関係者が市内の730交差点で演説を行い、「石垣市の投票率は毎回下がってきている。地域を良くしていくためには、政治に関心を持ち投票率を上げることが必要」「若者の選挙離れは深刻。主権を放棄せず、必ず投票に行こう」などと訴えた。
その後、同関係者はラグビーボールをバトン代わりに使い、約4キロ先の「メイクマン石垣店」(字真栄里)まで走り、道行く人々へアピールした。
八重山青年会議所理事長の大浜寛之さんは「若者の選挙離れを何とかしたい。前回の参議院補欠選挙では石垣市の投票率が50%を割り込み県内で最低だった。このままではいけないという危機意識から投票率向上運動を展開した」と話す。
運動は、那覇や名護、宮古島でも行われ、主会場の美浜多目的広場(沖縄県北谷町)ではコンサートも開催された。