第90回全国高校野球選手権沖縄大会が6月14日、全国のトップをきって開幕した。
八重山商工は開会式が行われた北谷球場第2試合で優勝候補の一角、中部商業と対戦。10-3で7回コールドとし、1回戦屈指の好カードをものにした。
負けたら夏が終わる勝負。新チームでは秋、春ともに準々決勝で敗れている中部商業を相手に商工ナインが力を見せた。
初回、無死13塁から4番浦崎選手が左中間を破る3塁打で2点を先制。3回に2点を失い、4回にはエラーが絡み3-3の同点とされたが、5回裏に無死満塁から3連続適時打で8-2とした。さらに左前適時打と押し出しで2点を追加、10-3と試合を決めた。投げては先発した波平投手が一時花城投手と交代したものの中部商業打線を3点に抑えた。
2回戦は6月28日の予定。豊見城と豊見城南の勝者と対戦する。