石垣島ドリーム観光(石垣市美崎町)は7月1日から、定期運航を増便した。
同社取締役営業部長の大浦浩之さんは「新しく高速船2隻を導入し合計8隻になり、利便性を高めるための増便」とした上で、「離島区間に力を入れ、石垣-竹富間を6便から11便に増やし充実させた」という。同じく石垣-大原間も6便から10便に、石垣-小浜間は1便増えて8便となった。そのほか小浜-大原間の往復運航や石垣-上原の高速船による往復運航も開始した。
各離島ツアーも7月7日から開始する。複数の島を回る「離島めぐり周遊プラン」では、西表・由布・小浜・竹富4島を巡る「ダイナミック八重山」(大人=16,000円、子ども=11,000円)、西表・小浜の見所を巡る「西表・小浜サンシャイン」(大人=14,500円、子ども=9,500円)などがある。「ツアーではゆっくり観光して頂くために時間を長めに設定しているコースや、朝が苦手な方のための午後からのコースなども用意している」(大浦さん)とも。
市内主要ホテルから石垣港離島ターミナルまでの送迎バスも7月1日から運行している。「フェリー会社ではおそらく初めて。川平地区からのバスもある」と大浦さん。同社の利用客であれば誰でも乗車可能という。
「5月から運航を開始し着実に定着しつつある。これからどんどん利便性を高めて、利用客に満足頂けるように努力したい」と意気込みを話す。