大相撲八重山場所が12月19日・20日、石垣市総合体育館(石垣市平得)で開催されることが決まり、記者会見が行われた。八重山での大相撲巡業は初めて。
八重山場所は12月13日・14日に沖縄本島で開催される浦添場所、16日・17日に宮古島で開催される宮古島場所に続くもの。横綱をはじめ幕内力士、八重山出身の力士など付き人を含め160人が参加を予定している。日本相撲協会より八重山でも開催したいという申し入れがあり、八重山青年会議所が主催・運営を行うことになった。
同体育館メインアリーナに土俵を設営し、幕内力士たちによる公開げいこや相撲の禁じ手などを面白おかしく紹介する「初っ切り」、子どもたちへのけいこなども予定している。
入場料は大人・小人ともにタマリ席(1人席)=11,000円、マス席S(4人席)=36,000円、マス席S(角席・1人席)=9,000円、マス席A(4人席)=32,000円。チケット販売は10月初めを予定している。同会議所は「極力値段を下げて設定している。本場所、巡業地での価格と比べても安い値段」と説明。
併せて、チケットの先行販売を9月21日・28日に同体育館で行うことも発表。11時より整理券を配布し、13時~18時に販売する。先行販売価格は通常販売よりも低く抑えており、大人・小人ともにタマリ席(1人席)=10,000円、マス席S(4人席)=32,000円、マス席S(角席・1人席)=8,000円、マス席A(4人席)=28,000円。こちらは売り切れ次第終了となる。
同会議所理事長の稲福達哉さんは「大相撲が開催されることで、青少年育成や地域の活性化などいろいろな波及があるだろうと考えた。しっかりと成功させて、地域の皆さんになかなか見ることのできない相撲をぜひ見てもらいたい」とアピール。
八重山場所は19日15時~と20日9時~の2回。問い合わせは八重山青年会議所事務局(TEL 0980‐82‐6566)