第89回全国高校野球選手権沖縄大会の準々決勝が7月8日、北谷球場で行われ、八重山高校が9-10で興南高校に惜敗した。
八重山高校は初回にヒット3本で2点を先制。2回に3点を許したが、その裏、相手の守備の乱れを足がかりに2点を奪い逆転。3回に2点本塁打、4回にも適時打で2点を奪われ5-7とリードを許したが、5回に集中打で4点を奪い9-7と再逆転した。しかし7回に四死球で満塁とし、適時打とスクイズで3点を失うた。その後はリリーフした相手エースの幸喜を攻め切れなかった。
八重山高校の真玉橋治監督は「3人の継投は予定通り。よく打ったが興南打線がこちらの打線を上回った」とすっきりした表情で話していた。
また、スタンドから熱心に応援した「八重山から甲子園に行かす会」幹事の石垣さんは「中盤のピンチをよくしのいだ。八重山商工が破れた相手にリベンジしてほしかったがここまでよくやった」。
試合の模様はインターネットでも速報され、同日石垣島で開催された「八重山の産業まつり」の特設ブースでも試合の動きに一喜一憂していた。
北谷球場第1試合
興南 032200300|10
八重山 230040000|9
興南:當山、石川、幸喜-宮里
八重山:小祿、米盛、島尻-前津